四季に暮らす

和と洋が仲良く並んでいるような衣食住の風景

受け継がれる着物

母娘でお稽古して下さっている昨日のお二人も、今日の働くお母さんもご自宅から着物でお稽古に来て下さいました
お稽古の時間までに着物の身支度まですませるのは、着慣れるまでは少し大変なことかもしれません(^-^

が、ひととおり着付けをおさらいしてからお稽古に来て下さることになるメリットや、お道具の荷物が減ること、そして何より・・行き帰りに着物を着ることは確実に上達へつながります!
お天気がいい日はぜひぜひ着物でお稽古にお越し下さい(^o^)丿

昨日のお嬢さんのお着物や帯は、お母さまが若い頃着られるようお祖母様が用意されていたもの
お母さまの着物や帯も、ご実家に眠っていたものだそうです
お写真でお見せできないのが残念ですが、どれも眠らせておくには勿体ないとても素敵な着物や帯です

そして、今日の生徒さんの着物は伯母さまから譲って頂いたのをお直しされたお召し
帯も伯母さまのものだったものが、生徒さんのところに廻ってこられたそう・・
道行きコートはお母様が昔着ていらしたものだそうです

こんなふうに時を越えて受け継がれながら、袖を通したり締められる着物や帯を見せて頂くだけでも、教室をやっているからこそと幸せを感じています(*^-^*)



今日の生徒さんのお写真です
付け下げ調に水玉柄が織り出されている、レトロな雰囲気も漂いながら今にはない新しさに心惹き付けられるお召しでした
礼装に締められる名古屋帯をお持ちになると、気負わずに締められていいですね(^-^



生徒さんからご親戚やお母様から譲って頂いた着物や帯でお稽古に来て下さることをうかがっていましたので.. 今日は私も、義母に譲ってもらった色無地と帯のひと揃いでお稽古に臨みました



この名古屋帯は礼装にも締められるもので、夫や義弟の入学式など・・出番の多かった帯だと義母に聞いています
私も近いところでは、次男の大学の卒業式でこの一式を着用しました

着物には流行やすたりもないですし、昔のものにもかえって新しさを感じたり、現代では少なくなった職人さんの貴重な技に感動を覚えながら大切に着続けたいと思います

着たい時に自分でささっと着られると、本当にいいですよ!